【感想】KPOPアイドルと軍隊ミュージカルについて(前半)
こんにちは～。昨日VLIVEで韓国軍が主催しているミュージカル『帰還』が配信されていましたね！
2019年に2作品韓国へKPOPアイドル目当てで軍ミュージカル（以下軍ミュと呼びます）を現地で観劇した&なかなかKPOPアイドルを追っていないと経験できない観劇体験かなとも思ったので、個人的に調べたことや感じたことを一旦ここにまとめておこうと思います。
なお、この記事は2020年6月現在のものです。これ以降の軍ミュ詳細について尋ねられてもお答えできないと思いますのでよろしくお願いします。（何故なら私が観劇目的としていたSHINeeオニュくんは2020年7月除隊予定のため、2020年以降の軍ミュ観劇予定はないからです）
あと長くなってしまったので、前後編か何本かにわけて軍ミュ記事をあげようと思います。
目当てだったSHINeeオニュこと軍人イジンギ(早く除隊してくれ！)(そしてコロナは消えろ)
- そもそも軍ミュって何よ
兵役中の軍人なので当然有名俳優やKPOPアイドルも出演します。
2019年～2020年の作品『帰還』においては韓国国内でもトップレベルの人気を誇るEXOのメンバーが主演を務めたとあり、チケット倍率が高く阿鼻叫喚となった印象が残っています。通常は劇場公演のみで映像配信などはないのですが、コロナの影響か2020年はVLIVEという動画配信アプリで動画配信されました。
↑2019年に主演をつとめたEXOシウミンさん(2020年は別役で出演)
↑2020年に主演をつとめたEXOギョンスくん
以下軍ミュを初観劇するときにビビりすぎてインターネットを漁っているときに見つけた『ミュージカルと軍隊』というタイトルの記事です。
군대에서 뮤지컬을 만드는 이유? 군대 간 스타 총출동하는 '군 뮤지컬'의 A to Z : 네이버 블로그
内容が長いのでざっくりとまとめます。
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韓国健軍70周年を記念して創作ミュージカル＜新興武官学校＞の制作が発表された。アイドルグループINFINITのソンギュと俳優のチチャンウク、カンハヌルが出演して話題になっている。
彼らが出演するこのミュージカルの主催は韓国陸軍本部だ。軍隊でミュージカルを制作するというと、いぶかしむ視線もある。しかし、軍隊がミュージカルを作ったのは今回が初めてではない。
10年前から企画会社が達成することができないほどのスター級キャスティングを成功させ、俗称「国防部エンターテイメント」と呼ばれるほど多様な作品を披露している。
陸軍本部主催ミュージカルの遍歴
2008年10月：ミュージカル＜マイン＞
地雷の爆発事故で両足を失った軍人の父と息子の葛藤と和解を描いた作品
出演者：俳優ヤンドングン、ジェヒ、歌手カンタ
韓国軍健軍60周年記念事業の一環として制作
2010年：ミュージカル＜命の航海＞
国防部とミュージカル協会が共同制作
1950年の朝鮮戦争を背景とした家族の旅程を描いた作品
出演者：俳優イジュンギ、チュジフン、キムダヒョン
6.25戦争（朝鮮戦争）60周年記念作品
2013年1月：ミュージカル＜プロミス＞
1950年の朝鮮戦争を背景に生死を行き来した軍人たちを描いた作品
出演者：SJイトゥク、超新星ユナク、俳優キムムヨル、キムホヨン、チョンテウ、チヒョヌ
6.25戦争（朝鮮戦争）60周年第三次年度事業の一環として制作
韓米相互防衛条約・韓米同盟60周年である2013年に公演
※記事が書かれた2018年のミュージカル＜新興武官学校＞は韓国軍健軍70周年記念のため制作されています。
このように軍のミュージカルは記念事業の一環として作られているので、歴史的事実に基づいて作られなければならないという特性が存在する。しかしそれだけでは劇を作ることは不足するため、フィクションが加味される。
大きな背景は歴史的ファクトを基盤とするが、細部の人物や話のながれはフィクションで描かれるファクションコンテンツとされる。
また、軍隊ミュージカルらしく理念と思想を啓蒙する内容を持ちつつ、商業ミュージカルと比較してつまらないだろうという固定観念をうち破り、完成度を高めるために商業ミュージカルで活躍する製作陣を起用することも多い。
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2018年以降は2019年に「新興武官学校」のアンコール公演、2019～2020年は「帰還」の公演と引き続き作品が発表されています。(キャストは上半期・下半期で変わることが多い印象です。現状陸軍現役服務期間が約1年半となっているため基礎訓練期間や除隊前の休暇、ミュージカル公演前の練習期間などを加味するとミュージカルに参加できるのは約1年程度かなと思います)
個人的には恐らく2020年以降も新作ミュージカルが制作され豪華なキャスティングがされ続けるだろうな～と勝手に思っています。
今回のミュージカルに出演してるEXOもほかのメンバーが今後続々入隊するだろうし、BTSの最年長メンバーであるジンくんも入隊を控えているので、韓国陸軍に国内のみならず世界的集客力を持ったスターが入隊するとなればそれを活用しないわけない（というかすでにミュージカルでがっつり活用しているわけで…）と思うわけです。
多分本人と事務所と軍が意向確認しあって出演については決めているんじゃないかな～とは思うんですけどね…。
なので、今後誰がキャスティングされるかは知らないですけど、軍としては知名度も人気も高いスターを広報として活用しないわけないよなってそれだけの話です。
2.どうやって観劇したか
2019年にSHINeeオニュ君が出演した＜新興武官学校＞と＜帰還＞を韓国で観劇しています。
チケットは代行業者を使うことも可能ですが、当時は以下のサイトで自力入手することもできました。
インターパーク グローバル
ただ、さきに書いたように2019年にEXOシウミンさん、SHINeeオニュ、VIXXエンくん、元Wanna Oneのユンジソンくん等が出演した＜帰還＞はかなりの激戦だった印象です。私もあまりにもチケットが取れずもはや諦めて公演自体を忘れてたんですけど、韓国に旅行に来てたときにたまたまチケットが手に入って観劇したくらいなので…。
＜新興武官学校＞もチチャンウクさんとカンハヌルさん、オニュが出演する回はなかなか倍率が高くて結構粘って2階席を自力で購入した記憶があります。(あとで調べて知ったんですけど、チャンウクさんとカンハヌルさんが日本でも人気のミュージカル「スリルミー」で共演してるんですねー！新興武官学校における二人がやたらブロマンス感つよかったんですけど、これを知ってかなり理解しました。笑)
そのため、今後おそらく韓国最大の芸能事務所と化すだろう韓国陸軍の興行についてはキャスティングによってかなり倍率が高くなる可能性あるな…と思っています
(だってこれから数年内には陸軍にBTSやEXOが所属するんですよ？！ SHINeeのテミンちゃんも兵役前だよ！そこの兵役が終わるかと思ったら次はNU'ESTやSEVENTEENやプデュ勢が入隊するイメージでは？)
こうやって書いてると行ってみたーい！って人も出てくる気がしますけど、やっぱり軍人として出演してるし、なにより軍のミュージカルなので単純にアイドルの彼らを追っかけてキラキラ楽しい！とは全く違った感想を得ることになると思います。続きを書くときには作品のざっくりとした内容と感想を書ければと思います。
